ICT/SMCメソッドの基礎
ICT/SMCとは何か
ICT(Inner Circle Trader)とSMC(Smart Money Concepts)は、機関投資家やマーケットメーカーの行動原理を基にしたトレード手法です。一般的なリテールトレーダーが損失を出す構造を理解し、スマートマネーと同じ方向に乗ることを目指します。
オーダーブロック(Order Block)
オーダーブロックとは、機関投資家が大量の注文を置いたと推定される価格帯のことです。強いインパルス移動の直前に形成された最後の陽線(または陰線)のロウソク足がオーダーブロックとなります。
価格がオーダーブロックに戻ってきたとき、再び同方向への強い動きが期待できます。これは機関投資家が残りの注文を処理するために価格を引き戻すと考えられるからです。
フェアバリューギャップ(Fair Value Gap)
フェアバリューギャップ(FVG)は、急激な価格移動によって生じた「埋まっていない」価格帯です。3本のロウソク足で構成され、1本目の高値と3本目の安値の間に空白ができる状態を指します。
FVGは相場が「不均衡」な状態であることを示しており、多くの場合、価格はこのギャップを埋めに戻ってきます。この特性を利用してエントリーポイントを見つけることができます。
流動性(Liquidity)の概念
スマートマネーは大量の注文を処理するために流動性が必要です。流動性とは、他のトレーダーの逆指値注文が集まっている場所のことで、直近の高値・安値の上下に多く存在します。
価格が流動性を狩りに行く動き(Liquidity Hunt)を理解することで、偽のブレイクアウトに引っかからず、真のトレンド転換を見極めることができます。
まとめ
ICT/SMCの理解には時間がかかりますが、相場の本質的な動きを理解する上で非常に有益なフレームワークです。まずはオーダーブロックとFVGを意識しながらチャートを眺める習慣をつけることから始めましょう。